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CASE.5
依頼の背景・課題
事業承継を検討するAさん。株価算定は4,000万円、清算価値は3,000万円。
一方でAさんの希望手残りは5,000万円。
ギャップをどう埋めるかが最大の課題でした。
上場企業への売却は労務リスク観点で難しく、
未上場オーナー企業をメインターゲットに据える必要がありました。
論点
Aさんに必要だったのは、
価格交渉"だけ"ではなく、価値向上×税後最適化の両輪でした。
重要なポイント
・評価と手残りのギャップ:4,000万 vs 希望5,000万をどう埋めるか。
・価値向上の打ち手:買い手にとって"使える資産/伸ばせる事業"に整える。
・税後最適化:退職金活用などのスキームの可否と資金繰り手当。
・買い手セグメント:未上場オーナー企業に刺さる訴求設計。
提供サービス
ミツカルは、Eさんの事業価値を高めるために、
内部の経営資源整理から資金調達・スキーム設計までを一貫して支援しました。
支援内容
・情報資産の整備:顧客資料を紙からデータ化し、買い手がすぐに活用できる形へ再構成。
・集客の見直し:ノウハウを棚卸し、広告会社をリプレイス。コスト削減とCV向上の両立を実現。
・退職金スキームの設計:キャッシュ不足を補うため、事業計画と返済計画を策定し、銀行融資をサポート。
・資金調達支援:追加で1,500万円の融資を確保し、運転資金とマーケティング費用に充当。
結果
最終的に5,500万円での売却が成立しました。
税後の手残りは、希望額に近い4,800万円を確保。
譲渡後は資産運用シミュレーションにより収入と支出のバランスを可視化し、安心して生活設計へ移行することができました。
現在は、家族との時間を大切にしながら、穏やかな日々を過ごされています。
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