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CASE.7
依頼の背景・課題
息子が後継者に決まったものの、承継の準備や手順はまだ明確ではなく、
相続税の負担も見通せない状況にありました。
資産管理会社の活用方針にも迷いがあり、
承継にかかる費用の調達方法についても不安を抱える状況。
さらに、息子本人も「自分に経営が務まるのか」「何をすべきか」が分からず、判断に迷っていました。
そんな中、顧問税理士から「親子間の温度差を整理しながら、
承継の全体設計を支援してくれる専門家がいる」と紹介を受け、ミツカルへご相談くださいました。
論点
課題は、"株式をどう移すか"ではなく、"経営をどう引き継ぐか"でした。
重要なポイント
・タイミング設計:いつ・どの段階で社長交代するかのロードマップの作成。
・社内コミュニケーション:社員が納得し、安心して承継を受け入れられる説明の流れを設計。
・相続税対策:株式評価の引き下げ、資産管理会社の活用、遺産分割の最適化。
・承継資金の調達:銀行融資やその他スキームによる資金確保。
・後継者育成:経営スキルと意思決定力を身につけるプログラム設計。
・経営課題の棚卸し:承継前に現状の財務・人材・営業課題を整理。
提供サービス
ミツカルは、経営者と後継者の双方が安心して承継を進められるよう、
課題の整理から資金調達、相続設計、後継者育成までを一貫して支援しました。
支援内容
・経営課題の可視化:経営課題の洗い出しセッションを実施し、財務・人材・営業面の論点を整理。
・承継資金の調達支援:銀行との面談に同席し、融資交渉をサポート。
・相続税対策スキームの構築:金融機関・投資家ネットワークを活用し、1億円の与信枠を確保。
・後継者育成プログラム:営業責任者・マーケティング責任者の採用要件を設計し、ヘッドハンティングを実施。
結果
承継資金の融資枠を確保し、相続税支払いへの備えが整いました。
株式評価を見直すことで、相続税負担を大幅に軽減。
息子さんは段階的に経営に関与し、1年後には営業会議を主導するまでに成長しました。
Nさんも安心してバトンを渡す準備が整い、社員の間にも自然な形で新体制が受け入れられています。
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